こころ木造建築研究所

つるの家

昨年の春に完成した『つるの家』は、お母さんの暮らす実家を改修し、娘夫婦と新しい暮らしを始めるためのプロジェクトとなりました。そのままでもまだ十分に暮らしていける内装でしたが、部屋の暗さや使い勝手、使わない部屋などもあったり、耐震性や断熱性について詳しい調査を行った結果、耐震性についてバランスが悪いという評価になったため、新しい暮らしに向けての計画をしようということになりました。今回は、新築とは違う視点での家づくりを紹介しました。リフォーム工事は単に内装に仕上げを綺麗にしたり、設備を替えるだけでなく、耐震性や断熱性をアップさせ、建物の性能向上にも目を向けていただきたいと思います。今回の特集がリフォームの内容を考えるきっかけになると嬉しいです。

家族構成/家族4人

延床面積/200.98m²

築年数/32年

施工/有限会社こころ木造建築研究所

竣工/令和4年3月